サッカー日本代表は北朝鮮に負けた。けど…
昨日(正確に言うと一昨日か…)のワールドカップアジア三次予選
「北朝鮮ー日本」の試合は、友人のスポーツバーで、録画を見た。
遠藤のいない中盤でボールが落ち着くことはなかったし、
前線でのパスまわしに日本代表らしさはなかった。
それ以上に、北朝鮮代表の「この試合に賭ける鬼気迫る気合い」と
金日成スタジアムの北朝鮮国民の応援、雰囲気が、上回ったということだろう。
ボールを奪いにいく北朝鮮選手に圧倒されていたし、
ことごとくセカンドボールを拾えていない。
失点シーンも、FKからの二つの競り負けでの失点。
この試合に関しては完敗と言ってもいいだろう。
結果的には0−1で、ザックジャパン初の黒星となってしまったが、
仮に遠藤と香川が出場して、内田も右サイドでフルで出場したとしても、
あの気合い、雰囲気で勝てたかどうか?はかなり怪しいと思う。
それよりも2試合を残し、既に三次予選突破を決め、
北朝鮮とのアウェイというキツい試合を“消化試合”にした
ザッケローニの手腕を讃えるべきだろうと思う。
現にアジアカップ準優勝のオーストラリアは11日にオマーンに敗れてるし、
日本の永遠のライバル・韓国も昨日レバノンにアウェイで敗れている。
サッカー大国・ブラジルやアルゼンチンも南米予選ではけっこう負けている。
常連国でさえ、決して予選に勝ち続けることは容易いことではない。
これで、不敗神話なる幻想からも解き放たれた。
来年のウズベキスタン戦も国内組を試せるから、
これでさらに前に進むことだろう。